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大腸がんステージ4と末期の違いから生存率・検査・療養まで徹底解説

目次

大腸がんステージ4とは?

大腸がんステージ4とは?

大腸がんのステージ4(IV期)は、がんが大腸の壁を越えて周囲の組織や臓器に浸潤し、さらに肝臓や肺などの遠隔臓器へ転移している状態を指します。
進行が非常に進んだ段階であり、治療方針も慎重な検討が必要です。

ステージ4の大腸がんには、次のような特徴があります。

  • 遠隔転移の発生:肝臓、肺、腹膜などに転移がみられるケースが多くあります。
  • 予後への影響:5年生存率はおよそ10%未満とされ、早期発見・早期治療の重要性が際立ちます。
  • 治療の目的:根治を目指す治療が難しい場合、症状の緩和や生存期間の延長を目標とするアプローチが中心となります。

末期がんとは?

「末期がん」という言葉は、がんの進行が極めて進み、治療の選択肢が著しく限られた状態を指します。
重要なのは、末期がんとステージ4は必ずしもイコールではないという点です。

末期がんの主な特徴は以下の通りです。

  • 治療選択肢の制限:がんの制御が困難となり、主に緩和ケア(症状緩和と生活の質向上)が治療の中心となります。
  • 全身症状の進行:強い倦怠感、著しい食欲不振、体重減少、持続的な痛みなどがみられることが一般的です。
  • 余命の予測:数ヶ月から数年と幅があり、患者様の体力や病状により大きく個人差があります。

ステージ4と末期がんの違い

両者の違いを理解することは、治療方針を考える上で非常に大切です。

  • 定義の違い:
    • ステージ4は、がんの進行度を示す医学的な分類です。
    • 末期がんは、病状や全身状態により根治が難しくなった段階を指します。
  • 治療アプローチの違い:
    • ◦ステージ4でも、状態によっては積極的な治療(手術、抗がん剤、放射線療法など)が可能な場合もあります。
    • ◦末期がんでは、主に痛みや苦痛を和らげる緩和ケアが中心となります。

このように、ステージ4=末期ではありません。
適切な検査・診断に基づき、一人ひとりに最適な治療・ケアを選択することが重要です。

関連ページ:
大腸がんステージ4(IV期)でも諦めない。生存率を上げる最新治療と希望
大腸がんの検査|検診や原因についても解説

大腸がん末期の症状|様々な部位に症状が現れることがあります

末期の大腸がんでは、がんの進行や転移に伴い、心身にさまざまな負担が現れます。
進行度や患者様の体力、治療状況によって個人差はありますが、代表的な症状は次の通りです。

大腸がん末期の主な症状

症状 詳細説明
腹痛 腫瘍が腸を圧迫することで、持続的または間欠的な腹痛が起こります。腸の狭窄や炎症も原因となることがあります。
便の異常 便秘と下痢の繰り返し、血便(特に直腸がんの場合は鮮血便)が見られることがあります。
急激な体重減少 食欲不振や消化吸収機能の低下により、急速に体重が減少します。
倦怠感・疲労感 がん性悪液質や全身性の炎症によって、強いだるさや疲労が日常生活に影響を及ぼします。
黄疸 肝臓転移により胆汁の流れが滞り、皮膚や目が黄色く変色します。
腸閉塞 腫瘍が腸管をふさぐことで、激しい腹痛、嘔吐、便秘などの腸閉塞症状が現れます。
貧血 慢性的な出血や栄養不足により、息切れ、めまい、疲労感が強くなります。
呼吸困難・胸痛 肺転移によって咳、呼吸苦、胸の痛みが起こることがあります。

これらの症状は、患者様ごとに異なる場合があり、進行の度合いや治療の状況によっても変化します。末期の大腸がんでは、症状を和らげるための緩和ケアが重要となります。医療従事者や家族のサポートが、患者様の生活の質を向上させるために不可欠です。

大腸がんの生存率と早期発見の重要性

大腸がんの生存率と早期発見の重要性

📊ステージ別の5年生存率

大腸がんの生存率は、がんの進行度(ステージ)によって大きく異なります。​以下は、各ステージにおける5年相対生存率の一例です。

ステージ 特徴 5年相対生存率(目安)
ステージ0 がんが粘膜内にとどまる 約90.5%
ステージI がんが固有筋層にとどまる 約91.6%~94.5%
ステージII がんが筋層を超えて浸潤しているが、リンパ節転移はない 約84.8%~88.4%
ステージIII リンパ節に転移がある 約72.0%~77.3%
ステージIV 遠隔転移がある 約18.7%~18.8%

※上記の数値は参考値であり、個々の患者様の状態や治療法によって異なる場合があります。

早期発見の重要性

大腸がんは、早期に発見され適切な治療が行われれば、治癒率が高いがんの一つです。​特に、定期的な検診を受けることで早期発見が可能になり、生存率を大きく向上させることができます。​早期の段階では自覚症状がほとんどないため、検診が非常に重要です。​

大腸がんの検査方法|GENEクリニックの次世代の技術で、全身状態を的確に把握

大腸がんの検査方法

大腸がんが進行して他臓器への転移が認められる場合(ステージ4相当)には、がんの進行度や転移の範囲を正確に把握し、適切な治療戦略を立てるために多角的な検査が欠かせません。

​GENEクリニックでは、一般的な検査に加え、血液中のがん細胞を可視化する次世代の検査を導入し、より精密な診断と個別最適化された治療提案が可能です。​

1. 大腸内視鏡検査

  • 概要:肛門から内視鏡を挿入し、大腸の内壁を直接観察します。
  • 目的:腫瘍の大きさや出血の有無を確認し、生検によって良性か悪性かを診断。

2. 便潜血検査

  • 概要:目に見えない便中の血液の有無を調べる検査です。
  • 目的:腫瘍による出血を早期に発見。

3. CT検査(コンピュータ断層撮影)

  • 概要:X線で全身の断面を撮影し、がんの広がりを可視化。
  • 目的:肝臓・肺など主要臓器への転移を評価。

4. MRI検査(磁気共鳴画像)

  • 概要:磁気を利用し、軟部組織の詳細を立体的に映し出します。
  • 目的:直腸周囲・骨盤内の転移や浸潤の深さを評価。

5. PET検査(陽電子放射断層撮影)

  • 概要:がん細胞のブドウ糖代謝を利用して全身のがんの分布を可視化します。
  • 目的:遠隔転移の有無を確認し、ステージ分類や治療方針決定に活用。

6. 腫瘍マーカー検査(CEA・CA19-9など)

  • 概要:血中の特定タンパク質濃度を測定し、がんの活動性を把握します。
  • 目的:進行度や治療効果、再発の兆候を確認。
  • check_boxGENEクリニックの特性:
    保険診療では1-2種類しか腫瘍マーカーの測定を行いません。それに対して、GENEクリニックでは10数種類の腫瘍マーカーを測定する事が可能であり、がんの活動性を幅広く確認することが出来ます。また再発予防の観点からマイクロCTC検査との併用を推奨し、血液中のがん細胞の動きもモニタリングします。

7. マイクロCTC検査【check_boxGENEクリニックでの次世代の検査】

  • 概要:採血(約10cc)だけで、血中を循環するがん細胞(CTC)を高精度で捕捉します。
  • 目的:画像では見つけにくい微小転移や再発の兆候を捉えることで、画像よりも早期にがん細胞を発見することが可能。
  • 特長:
    • ・EMTを起こした「転移型がん細胞」も高精度検出(CSV抗体・特異度94.45%)
    • ・1回5分の採血で済み、体の負担も軽い
    • ・がんの進行・治療経過を継続的に追える

関連ページ:マイクロCTC検査

GENEクリニックの診療サポート体制

GENEクリニックの診療サポート体制

  • ・医師と患者様の間に立つ医療コーディネーターが在籍
  • ・診察前の不安や検査の不明点にも丁寧に対応
  • 治療が難しい方や再発の不安がある患者様にも、希望を見出せる提案を行っています

大腸がんの術後の療養と生活について

大腸がんの術後の療養と生活について

大腸がん末期の術後の療養と生活においては、患者様のQOL(生活の質)を維持しながら、再発や合併症の予防を図ることが重要です。​GENEクリニックでは、標準的な療養指導に加え、独自の治療法やサポート体制を通じて、患者様一人ひとりに合わせたケアを提供しています。​

1. 食事管理:腸への負担を軽減し、栄養バランスを考慮

  • 術後の食事の進め方
    手術後は腸の機能が一時的に低下するため、最初は水分のみから始め、徐々に流動食、消化の良い軟らかい食事へと移行します。​通常、術後1~2週間で通常の食事に戻すことが可能ですが、個人差があります。​
  • 食事の注意点
    腸の動きが不安定になることが多く、下痢や便秘が起こりやすいため、適度な水分摂取と軽い運動が重要です。​また、食物繊維が多い食品や消化しにくいものは避け、よく噛んで、腹八分目を心がけることが推奨されます。​

2. ストーマ管理:日常生活への影響を最小限に

  • ストーマのケア
    人工肛門(ストーマ)を造設した場合、適切な管理が必要です。​ストーマ装具の選択や装着方法については、専門の看護師と共に練習し、日常生活に支障が出ないようサポートを受けることが大切です。​​
  • 外出時の工夫
    外出時には、トイレの場所を事前に確認したり、着替えを持参するなどの対策が有効です。​また、多機能トイレやオストメイト対応トイレを利用することも推奨されます。​

3. 定期的なフォローアップ:症状の変化に応じた適切なケアの提供

  • 検査とフォローアップ
    術後は、患者様の体調や症状の変化に応じて、定期的な血液検査や画像検査(CT検査など)を行うことが推奨されます。これにより、病状の進行や新たな症状の出現を早期に把握し、適切な対応を図ることが可能となります。​
  • GENEクリニックのフォローアップ体制
    GENEクリニックでは、定期的な検査や診察を通じて、病状の変化を的確に把握し、必要に応じて治療方針の見直しや生活指導を行います。​また、患者様の不安や疑問に寄り添い、安心して療養生活を送れるようサポートいたします。

4. 日常生活の注意:心身の健康を保つために

  • 運動
    術後はできるだけ早くから体を動かすことが重要です。​軽い運動から始め、徐々に活動を増やしていくことで、体力の回復を促進します。​ただし、無理のない範囲で行い、医師やリハビリスタッフと相談しながら進めることが大切です。​
  • 精神的なサポート
    末期がんの患者様にとって、精神的なサポートも重要です。​患者会やサポートグループに参加することで、同じ経験を持つ人々と情報を共有し、心の支えを得ることができます。​また、GENEクリニックでは、医療コーディネーターが患者様の不安や疑問に寄り添い、必要に応じて他の医療機関との連携も行っています。

大腸がん末期の術後の療養と生活においては、食事管理、ストーマのケア、定期的なフォローアップ、日常生活の工夫が重要です。​これらを通じて、患者様ができるだけ快適に生活できるようにサポートすることが求められます。​必要に応じて医療スタッフと相談し、適切なケアを受けることが大切です。​

関連ページ:
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セカンドオピニオンを検討されている方へ

大腸がんの治療で、「他の医師の意見も聞きたい」と感じるのは自然なことです。特に、治療前に納得したいと考える方もいるでしょう。

「がんセンターなら新しい治療があるかも?」と期待する方もいますが、実際には診療ガイドラインに基づいた治療が全国で提供されており、基本的な治療方針に大きな差はありません。

それでも、専門的な施設で意見を聞くことで安心できる場合があります。

GENEクリニックでは、患者様の不安や疑問に寄り添い、必要に応じて他の医療機関との連携も行っています。これまで延べ6,000名以上のがん相談を受けており、保険診療と自由診療の両面から最適なアドバイスを行ってまいりました。

大腸がんステージ4や末期と診断され、不安や疑問を抱えていらっしゃる方へ。​治療法が限られていると感じている方、現在の治療に不安を感じている方、再発や転移のリスクに悩まれている方など、さまざまな状況でお悩みのことと思います。

GENEクリニックでは、患者様一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの治療プランをご提案し、生活の質(QOL)の向上を目指した医療を実践しています。​治療だけでなく、患者様やそのご家族が直面する課題に対して、包括的なサポートを行っております。

一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

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お電話:0800-300-2810

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